October 25, 2008

著者BLOG

Helvetica

このエントリーのトラックバック
http://helvetica.jp/blog/mt-tb.cgi/1

ヘルベチカ展

約2年半ぶりに更新です。2008年10月21(火)〜10月28(火)までラフォーレ原宿ミュージアムにてプチグラパブリッシング企画制作のヘルベチカの過去・現在・未来展が行われます。helvetica書体生誕50周年を記念して映画が作られたのですがその日本語版DVDの発売記念イベントとして開かれます。会場内のヘルベチカ書体の説明パネルにヘルベチカの本から出展中です。


メイン会場側面のパネル。活字の復刻〜デジタルフォントのヘルベチカ、字面の比較図面などヘルベチカのChapter01-03から抽出。500%拡大されているので読みやすいです。



映画の上映中です。レポートがエキサイトに掲載されています。



会場ではヘルベチカフィルムの上映のほかヘルベチカにまつわる貴重な資料などが展示されています。



ヘルベチカの本には掲載していなかったボツにしたページを復活させました。ヒストリーの次の2枚。一つ一つの字面をグループごとに分けたものです。



オリジナル活字ヘルベチカの印字サンプルは400%拡大。ウェイトはhalbfett。今でいうボールド体で、ミーディンガーが最初に設計した書体です。拡大したときのエッジの粗さが本来の活字の持ち味かもしれません。


2008年10月25日はラフォーレミュージアムにてミニトークショーでした。デザイナーではなく一般の方が多いようでしたので主にヘルベチカ書体の見分け方に焦点を置き、その中で企業のロゴに見られるヘルベチカの話をしました。ほかに、本を作っている当時、企業ロゴでヘルベチカが使われているのを調べていたなど。トークショーが終わりあらためて展示資料を見て、パナソニックのロゴに非常に関心を持ちました。会場では展示されなかった貴重なものが存在するのでここで紹介します。


おなじみのパナソニックロゴはヘルベチカfettをベースに設計されています。今でいうヘルベチカブラックです。



これはNationaiのコーポレート書体。ヘルベチカfettをベースに設計されたようです。



これはPanasonicの昔のロゴ。


その他、当時の資料を確認するとヘルベチカというよりはアクチデンツグロテスクに近い特徴を持つ制定書体を作っていたようです。


ヘルベチカの本も会場で販売させていただく予定でしたが残念ながら出版社在庫ゼロ。増刷はしないので市中在庫がきれれば絶版となります。アマゾンでは高騰していますが、いくつかのオンラインショップにはまだ在庫があるようで新品で購入できるようです。

セブンイレブン
http://store.shopping.yahoo.co.jp/7andy/31619822.html
JBOOK
http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/3041761/s/~6b19cf0ce
楽天
http://item.rakuten.co.jp/book/3682158/


1957年に、スイスのハース鋳造所でエドワード・ホフマンとマックス・ミーディンガーによってデザインされたと言われているサンセリフ系のローマ字書体、ヘルベチカ。日本においては1964年の東京オリンピックではじめて制定書体となっています。デジタル時代を迎えた現在も、No.1の普及率を誇る書体であり、つまり、世界で最も愛されている書体、それがヘルベチカです。本展は、そのヘルベチカという書体を軸に、活字の歴史、あらゆる人々にとって今や書かせないものとなったデザインの大きな流れを、様々な試みで提示します。また、生誕50周年となった2007年に制作されて大きな話題となったドキュメンタリー映画『Helvetica』も10月24日に日本語版が発売となりますが、本展では国内では初となる本作の特別上映も行います。昨年より暖めていた大企画がいよいよスタートします。どうぞご期待下さい!

参加デザイナー:服部一成、groovisions、古平正義、菊地敦己、平林奈緒美、大日本タイポ組合、岩淵まどか他

主催:Helvetica Project実行委員会
企画制作:プチグラパブリッシング 制作協力:ラフォーレ原宿、ラップネット
後援:スイス大使館、日本グラフィックデザイナー協会、日本タイポグラフィ協会
協力:アスミック・エース エンタテインメント、印刷博物館、女子美術大学、伊東屋、カファ
会期:2008年10月21日(火)〜10月28日(火) 計8日間
入場料:300円(小学生以下およびラフォーレカード会員は無料)
時間:11:00〜20:00(最終日〜18:00)
お問合せ:03-3475-0411(ラフォーレ原宿)
ウェブサイト:http://www.laforet.ne.jp
http://blog.petit.org/?cid=460

このエントリーのトラックバック
http://helvetica.jp/blog/mt-tb.cgi/43

Copyright(c)2005 Hideaki Ohtani All rights Reserved.  Powerd by Movable Type 3.2-ja-2 |  ATOM | RSS |   ↑UP